Tokyo BootUp!主催の「新東京大楽」に登壇して話したこと。

Tokyo BootUp!主催の「新東京大楽」に登壇して話したこと。

Photo by jorgevr (Creative Commons BY-SA 2.0)

終わってからちょっと間が空いてしまいましたが、2/21(木)にTokyo BootUp!主催の「新東京大楽」というイベントにて登壇してきました。どんな雰囲気かも知らずに行ったんですが、ミュージシャン、音楽業界関係者などが集うトークイベントでした。

一緒に登壇するのは一般社団法人ミュージック・クリエイターズ・エージェントの永田純さんと、Come-In Come-Out / LiveRingの大山くん。永田さんがモデレーターで、大山くんと僕がパネラーという形です。

このパネルディスカッションのテーマは、インターネット、あるいはウェブサービスといったものが、音楽に対してどのような影響を与えうるのか、という内容。で、モデレーターの永田さんがバシバシ仕切るのかと思いきや、最初にパネラーを紹介して引っ込んでしまい、ほとんど対談に(笑)

2人になって話し始めてみたら、案の定、話があっちへこっちへ。そもそも音楽サービスは使われるのか? 音楽メディアは読まれるのか? それらを欲している人はどれだけいるのか? 昨今加熱している「聴き放題サービス」は本当に音楽を救うのか? 断片的にいろんなことを話しました。

枝葉の話は置いておくとして、結論として導き出されたのは、「どんなに新しくてもツールそのものによって根本的な解決は見込めない」ということでした。結局のところ音楽を好きな人が増えなければ、どんな道具が出てきてもそれを使う人はいないということです。

今まさに音楽業界が向き合うべきはここだと思うんですね。新しい配信手段や、売れそうな楽曲、イメージ作りを模索することよりも、音楽を好きな人を増やすことが大切じゃないかと。どんな工夫をしたって、音楽好きがいなくなったらすべて無意味じゃないですか。もちろん、言うは易し行うは難しだというのはわかってます(笑)

じゃあ実際にどうやるか、これには議論の余地がありますが、僕は大きく分けて2点だと思っています。1つ目は、音楽への接触機会の創出。2つ目は、そうして生み出した音楽と触れる瞬間の体験の向上です。

これらを地道にやってくしかないと思うんですよね。逆に言えば、これをやらなかったら確実に音楽産業とか数十年後には成り立たなくなります。ビジネスとしては、すごく小さく回すしかなくなってしまいます。それが悪いとは言い切れないんですが。

と言うことで、数十分のパネルディスカッションで若造2人がひねり出せたのはここまででした。もはやインターネット関係ないじゃんってのはご愛嬌。裏を返せば「そんなところで議論していても仕方がない」のです。

これからすごくたくさんの人たちが、この課題に挑んでいきます。僕ももしかしたらその1人なのかもしれません。少しでも良い方向に転がせたらと思っています。


このブログに掲載されている写真は2013/05/24以降はRICOH GR、それ以前はRICOH GR DIGITAL IIIで撮影されています。


カテゴリ : BLOG EVENT MUSICこのブログをRSSで購読する