AKG “K271 STUDIO” – Monitoring Headphone
大学時代からずっと愛用しているヘッドフォン。「モニタリングヘッドフォン」と呼ばれる、音楽製作の際に録音した音を確認するために使われる種類のもの。つまり、録った音がそのまま出てくる。市販の多くのヘッドフォンはリスニング用のものであり、各ブランドのフィロソフィによって、音に味付けがなされている。よくあるのは、低音と高音が強くなっているものだ。でも、僕はそれを好まない。
多くの音楽製作者は、はっきりとした意図を持って、音を作っている(音楽じゃなくて”音”だ)。「何Hzから何kHzを何db上げて…」みたいなことを考えながら、ミュージシャンとエンジニアとの共同作業によって、彼らの頭の中に鳴っている音が形になったものが僕らの手元に届いている。だとしたら、彼らの意図を正しく汲み取るには、彼らがそれを作ったときと近い環境で聞くのが正解だと思う。
そろそろ買い替え時かな、とは思いつつも、聴き慣れたこのヘッドフォンの音じゃないと違和感があるのもまた確かで、なかなか次に手が伸びない(お金の都合は置いておいて)。まだ、しばらくお世話になります。


